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悪質投資マンション商法 よくある勧誘の手口
1 執拗な勧誘のはじまり 契約させられる前に断りたい
2 会う約束をさせられる クーリングオフ よくある失敗
3 担当者と直接会う クーリングオフができなくても
4 自宅・職場での契約 マンションの訪問販売 1
5 飲食店での契約 マンションの訪問販売 2
6 よくあるクーリングオフ妨害 事例ページ 一覧
   マンションの訪問販売 事例 2
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マンションの訪問販売 事例2 よくある勧誘
翌日、担当者が自宅にやってきて、再び持ち家についての説明が始まった。持ち家のことや、金利優遇制度、住宅ローン控除の仕組みについて、説明を受けた後、担当者が「住宅ローンのモデルプランを作ってみましょう」と言い出した。

「ローンのシミュレーションを作るために、預金通帳を見せて下さい。それから、源泉徴収票はありますか?」

などと言いながら、

自分の所得状況や支出を基に、簡単な家計簿を作り、住宅ローンを組んだ場合の収支について、計算を始めた。

「35年ローンにすれば、住宅ローンの金額は、月12万円程度に抑えることが出来ます。これなら、いまの家賃より安くなります」

「この交際費や、趣味のお金も、削ることが出来ますよね。このプランなら、住宅ローンを払っていけますよね?」

「・・現在これだけの貯金があれば、十分住宅ローンの頭金になります。頭金は、300万円程度であれば払えますよね?」

などと、住宅ローンの返済プランを作ってくれた。

しばらくすると、たまたま近くに居合わせたらしく、担当者の上司が自宅にやってきて、説明に加わった。

担当者の上司も参加し、今度はマンション購入の手順について、説明が始まった。最初のうちは、一般的なマンション購入の説明だと思い、簡単に聞いていたが、いつのまにか、自分がマンションを購入する話になっていた。

慌てて、「マンションを購入するつもりは無い」「今日は勉強のつもりで、購入までは考えてない」と断りを入れたものの、

「昨日、住宅を購入する意思があると言いましたよね?住宅購入を真剣に考えたいというから、我々も時間を割いて来ているんです。ほども、このプランならローンを払うことが出来ると言ったはずです。あなたは勉強のつもりかも知れないが、我々も暇ではないんですよ?」

などと、逆に契約しないことを責められてしまった。

なんとか断ろうと、「親に相談してから決めたい」と告げたものの、

「あなたは一体いま何歳なのですか?別に親の脛をかじっている訳ではないのでしょう?大人なんだから、自分のことは自分で決断しないと」

「自立心を養うためにも、あなたのような方にこそ、持ち家は必要なのです。もっと自分の決断に責任を持たないと」

「一国一城の主となってこそ、決断に重みが出るというものです。今回のことは、今までの自分と決別する、よい機会と考えて下さい」

「もし今すぐに自分で住む予定が無くても、賃貸に出せば大丈夫です。家賃収入でローンを払えば、むしろ、差額でブラスになります」

「もし転勤などで住めなくなった場合でも、賃貸に出せば家賃収入が入りますから、まったく問題ありません」

「この物件は当社が自信を持って販売している優良物件ですから、築20年くらいまでは、築浅同様の賃料で借り手がつきます」

「これは、安いつくりの賃貸用物件ではなく、オーナー様用物件です。いわゆる分譲賃貸物件となりますから、人気も高く、賃料も高く維持出来るのです」

「こういうことは、巡り会わせや縁というものがあります。良いことは早い方がいい」

「このまま一生借家住まいを続けるつもりなのですか?違いますよね?この機会に、自分の人生をしっかりとさせておくべきです。これは、あなたの将来のためを思って言っているんです」

などと、契約をするよう、長時間説得が続いてしまった。

そのうち、担当者が

「逆に、たとえば、どんなマンションだったら購入したいと思いますか?購入してもいいと思えるマンションの条件を教えて下さい」

などと聞いてきた。そこで、なんとか断ろうと考え、

「勤務先から近くて、最寄駅から徒歩5分以内で、、」「月々のローンの金額が今の家賃よりも安くて、、」「広さは、3LDKで、静かな部屋で、、」

などと、わざと、実現困難な条件を答えた。

すると、担当者から、

「なるほど。この条件を満たすマンションですか。もしいい物件がありましたら、契約してもらえますね?」

「次回お会いする時までに、条件に合う物件を探してみましょう。次お会いできるのはいつですか?」

などと言われ、断れずに、2日後に再び会う約束をしてしまった。
2日後、約束の時間になり、担当者が自宅に迎えに来た。

「先日の条件にピッタリの物件が見つかりました」

「既に他のお客様から何件か購入申込があったのですが、特別に押さえておきました。これから物件を見に行きましょう」

と促され、物件を見に行くこととなった。
マンションに到着し、分譲マンションの一室を、ひととおり案内された。

自分が提示した条件とは異なっていたが、担当者は、

「駅から少し離れていても、かえって運動になります。自転車で通えばいい。騒音は問題ありません。たまたまこの時間だけです。この程度すぐに慣れますよ」

「月々のローンの額が心配なら、ボーナス払いを増やせば安く出来ます」などと、やや強引に「条件にぴったりですよね」と繰り返した。

内見を済ませると、詳しい説明をするということで、営業所に移動することとなった。
営業所に入ると、再び契約の話しとなった。

「条件にピッタリの物件が見つかって、本当によかったですね」

「既に購入申し込みが2件ほど来ていたのですが、○○さんを優先して、他の方からの申し込みは断っておきました」

「○○さんの条件どおりの物件ですから、大丈夫ですね?それでは早速契約の手続きに入りましょう」

などと、まだ買うとも言っていないのに、マンションの購入手続が始まってしまった。

慌てて、「いや、やはり買うつもりはありません」と契約を断ろうとしものの、

「あなたが購入を真剣に考えているというから、他の方からの申し込みを断ったんですよ!あなたが条件を充たすマンションであれば購入すると言ったから、我々はこうして人件費をかけて動いているんです」

「この件は既に動き始めているんです。もう色々な人が動き始めているんです。関係先にも、当社の信頼に基づいて動いてもらっているんです」

「どうやってこの責任を取るつもりなんですか?」

「他の方からの申し込みを断ったことで、数千万の損害が発生することになります。そちらがそのつもりであれば、損害賠償を請求することになりますよ?モデルルームまで案内させておいて、我々を馬鹿にしているんですか?」

などと強い口調で非難されてしまった。

強い口調で言われ、萎縮してしまったが、さすがに3000万円を超える契約なので、

「今の収入ではマンションは買えない。住宅ローンを払っていく自信がない」と弁解して、何とか契約を断ろうとした。

しかし、担当者からは、

「それではこうしましょう。もし住宅ローンの審査に通らなかったら、その時はこの話しは無かったことにしましょう。まずはローンの仮審査にかけてみますので、この書類に記入して下さい」

「月々のローンといっても、今の家賃程度なんですから、大丈夫ですよ?無駄な飲み代や交際費、趣味のお金を節約すれば、貯金も出来る筈です。もし支払いが不安なら、残業を増やせばいい。残業を増やすことで、勤務先での評価も上がるはずです」

「それか、土日を利用して、バイトをしてもいいでしょう。まとまった貯金ができたら、繰上げ返済すればいい」

「繰り上げ返済の楽しみがあれば、仕事にも張り合いが出来る筈です。ようは、形を変えた貯金だと考えればいいんです」

「それに、もし住宅ローンの支払いが苦しくなっても、賃貸に出せば大丈夫です。その時は、当社が責任を持って入居者を募集させていただきます」

「この物件であれば、月16万円程度の賃料は見込めますから、月々のローン代金を払っても、むしろお釣りが来ます。もし、どうしても支払いがきついときは、16万円で賃貸に出して、ローン代金との差額を使って、自分は安い部屋に住めばいい。そうすれば、実質的に、負担は0円で済みますよね?」

「それに、このマンションは駅徒歩10分の、駅近優良物件ですから、例えば、20年後に中古で売りに出したとしても、少なくとも2000万円以上で売れる筈です」

「立地の悪いマンションだと、20年後の資産価値はほとんどありませんが、この物件であれば、駅近の好立地ですから、大丈夫です。この物件だからこそできる計算です。他の物件ではこうはいきません」

「人気物件ですから、1週間後には、もうこの物件は売れてしまっているかもしれません。今すぐ住むつもりがなくても、この機会を逃すべきではありません。いままでどぶに捨ててしまっていた家賃を、資産として残すことが出来るんです。人生に対する先行投資、ようは貯金をすると思えばいいんです」

「もし今すぐ住む予定が無いのであれば、それは逆に好都合です。もし賃貸に出せば、他人の払う賃料で、一生モノの不動産が手に入るんです。新築物件として賃貸に出せば、最初の10年間は高い賃料で貸せますから、 最初の10年間は、高い家賃で賃貸に出して、賃料収入を得るといい」

「10年経って、必要になってから、自分でこのマンションに住めばいい。今は定期借家と言って、賃貸に出したとしても、オーナーの独断で入居者に退去してもらう時期を決めておくことが出来るんです」

「・・わかりました。本当は手付金として300万円必要なのですが、特別にお願いして、50万円で済むように交渉してみましょう」

などと、長時間の勧誘が続いてしまった。途中、食事を取る時間も無いまま、勧誘は深夜にまで及んてしまった。

そのうち、

「いまから重要な事項をきちんと説明します。担当が変わりますから、説明をきちんと聞いて、説明を聞き終わったら、「説明を受けました」という欄にサインして下さい」

などと言われ、何か免許証のようなものを見せられながら、説明が始まった。書類にサインしないと帰宅できる状況ではなく、仕方なく書類にサインしてしまった。説明書以外にもいくつかサインをさせられてしまい、これでようやくこの日の話しが終わった。

既に夜も遅かったため、担当者に自宅まで車で送ってもらった。
数日後、担当者から住宅ローンの仮審査に通ったとの連絡があった。

「ローンが通らなければ断れるかも・・」と淡い期待をしていたものの、ローンを通すために、担当者が色々と工夫をしたらしい。ますます契約を断り辛い状況に陥ってしまった。

「やはり契約を断りたい」と担当者に申し出たものの、その日のうちに担当者が自宅にやってきて、再び説得をされてしまった。

クーリングオフを申し出たものの、

「営業所で申込みをしているので、クーリングオフはできない。もうローンも通っているので、違約金が発生する。3500万円の20%だから、700万円の違約金を払ってもらうことになる」

などと言われてしまい、解約を認めてもらえなかった。
その後も何度も担当者が自宅を訪れ、求められるまま、源泉徴収票や印鑑カード、委任状を渡してしまった。ローンの面接の日程なども決められ、ますます話が進んでしまった。

いまからでも契約を断りたいが、話しがかなり進んでしまい、損害賠償や違約金を請求されそうで不安。どのように対処すればよいのか。
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 もしクーリングオフができなくても
1 執拗な勧誘のはじまり 契約させられる前に断りたい
2 会う約束をさせられる クーリングオフ よくある失敗
3 担当者と直接会う クーリングオフができなくても
4 自宅・職場での契約 マンションの訪問販売 1
5 飲食店での契約 マンションの訪問販売 2
6 よくあるクーリングオフ妨害 事例ページ 一覧
クーリングオフ・手付解除の手続代行
投資マンション・投資不動産は、しつこい勧誘もさることながら、クーリングオフ・手付解除を申し出た後の再勧誘・クーリングオフ妨害も目立ちます。
数千万円もの不動産契約においては、内容証明郵便によるクーリングオフ手続、契約解除意思の明確化、意思表示の立証が強く求められます。
また、金額が大きいだけに、再勧誘・クーリングオフ妨害も多発します。担当者からの再説得・しつこい再勧誘への注意も必要です。
自分独りで対処するよりも、経験豊富な当事務所へご相談下さい。
法律的には、内容証明郵便による通知書のみで、申込撤回・契約解除の法律上の効力は生じますが、業者によっては、その後の社内的(実務上)の解約処理として別途、書類を交わす事があります。

また、その後の事実上の迷惑行為(架電・訪問・押し掛け・待ち伏せ・呼び出しなど)に対する注意点など、経験豊富な実績から具体的に詳しくご説明しております。心理的な不安などにも24時間対応しています
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